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足の裏が痛む
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック

更新日:2023/07/26

監修医師:
濱畑 智弘(山田記念病院 整形外科・部長)

「足の裏が痛む」がどの病気に関連するかAIでチェックする

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「足の裏が痛む」がどの病気に関連するかチェック

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足の裏が痛むという症状について「ユビー」でわかること

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「足の裏が痛む」はどんな症状ですか?

足の裏が痛むとは

「足の裏が痛む」に関連する主の病気には、外反母趾、腰椎症、モートン病などがあります。

足の裏が痛む」に関連する症状はありますか?

  • 足の裏に何か刺さったような痛みがある

  • 歩くと足の裏が痛い

  • 足の裏の真ん中が痛い

「足の裏が痛む」のQ&A

  • A.

    土踏まず、かかと、足指の付け根など足の裏にジンジンする等の痛みを感じます。原因によってさまざまな痛みの感じ方があります。

    解説

    土踏まず、かかと、足指の付け根、足の指など足の裏のどこか一部分が痛い場合もあれば、広い範囲に痛みを感じることもあります。
    部分的な痛みでは、その部位に痛みの原因があることが多く、広い範囲の痛みでは扁平足など足に原因がある場合以外に、神経や血管の病気にも注意が必要です。
    痛みの感じ方は「ズキンズキン」「ジンジン」「ビリビリ」のように表現されることが多いです。特にジンジン・ビリビリといった痛みでは神経の病気の場合があります。
    動き始めや体重をかけた時にだけ痛む場合と、寝ているだけのように安静にしていても痛みを感じる場合があります。安静時にも痛い場合には、細菌感染症や痛風などの病気の可能性があります。

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  • A.

    放置すると歩行困難になるような重大な病気の可能性もあります。症状によっては、早めに医療機関を受診しましょう。

    解説

    原因や状況によっては、放置していても自然に改善しません。
    特に以下のような場合には、受診を検討しましょう。

    急に痛み出した、腫れている、熱を持っている場合 

    骨折や細菌感染症の可能性があります。

    骨折の場合

    放置すると損傷が広がり、手術でしか治せなくなることがあります。急に痛みが起こり、状況から骨折が疑われる場合は、早めに受診しましょう。
    なお、急な痛みでなくとも、ランニングやジャンプを多く伴うスポーツを続けている間に症状を放置した場合には、疲労骨折の可能性があります。この場合、骨が癒合するのに長い時間がかかることがあります。

    細菌感染症の場合

    抗生物質での治療を行わなければ、損傷部位が拡がり足の機能に障害が残る場合があります。
    また、いったん症状が落ち着いたように見えても、骨への感染症(骨髄炎)を起こした場合には抗生物質を用いた長期間の治療が必要になります。特に糖尿病がある方は注意が必要です。

    痛みが続く場合

    扁平足や外反母趾のように加齢とともに進行する病気も、日常生活の注意も含め、適切な治療を行わなければどんどん症状が悪化する場合があります。緊急ではありませんが、痛みが続く場合には整形外科を受診しましょう。

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  • A.

    病気を原因によって大きく分けると、外傷、変性疾患、オーバーユース、神経障害、細菌感染症、関節炎などがあります。

    解説

    足裏が痛む原因には、以下のものがあります。

    • 外傷(けが:初期と慢性期に分かれる)
    • 変性疾患(加齢とともに悪化する病気)
    • オーバーユース(足の酷使に関係)
    • 神経障害(原因が足または足以外に分かれる)
    • 細菌感染症
    • 関節炎

    以下、それぞれについて詳しく列挙していきます。

    外傷

    足裏に衝撃が加わることで骨折や打撲を起こすことがあります。

    • 踵骨(しょうこつ )骨折:かかとの骨の骨折です。
    • 中足骨(ちゅうそくこつ)骨折:足の甲を形作る骨の骨折です。
    • 足裏の打撲

    また、骨折や打撲の後にうまく治らなかった場合、下記のような病気で痛みが残ることがあります。

    • 骨折後の偽関節(ぎかんせつ):骨折後に、骨が癒合しなかった状態です。
    • 外傷後の扁平足:外傷後に足裏のアーチが障害された状態です。      

    変性疾患

    加齢とともに足が変形することで、痛みが出る病気です。

    • 扁平足:筋力が低下して土踏まずがなくなり、負担がかかる状態です。
    • 外反母趾:親指が人差し指のほうに曲がっていく病気です。特にタコができた場合に足の裏の痛みがひどくなります。
    • 強剛母趾:足の親指の関節が痛み、動かしづらくなる病気です。

    オーバーユース

    歩き過ぎや走り過ぎが原因で炎症や骨折を起こすことです。

    • 足底腱膜炎:足の裏に薄く広く張る「足底腱膜」に炎症を起こした状態です。
    • 母趾種子骨障害:親指の付け根の足裏側に「種子骨(しゅしこつ)」という小さな骨があり、この骨が炎症や骨折を起こした状態です。
    • 疲労骨折:歩き過ぎ、走り過ぎによる負担が長期間蓄積し、骨折した状態です。
    • ジョガーズフット:ランニングによって足の裏の神経が圧迫された状態です。

    神経障害(足由来)

    • 足根管(そっこんかん)症候群:足の裏に向かう神経が、内くるぶし辺りで圧迫された状態です。
    • モートン病:足の裏で指に向かう神経が、指の付け根近くで圧迫された状態です。

    神経障害(足以外に由来)

    • 腰椎ヘルニア:椎間板という腰の背骨のクッションが変形し、足に向かう神経を圧迫した状態です。
    • 腰部脊柱管狭窄症:腰から足へ向かう神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫された状態です。
    • 糖尿病:足周りの神経が痛み、しびれや痛みなどの症状が出ます。

    細菌感染症

    細菌感染により足周りの構造が壊されていきます。

    • 蜂窩織炎(ほうかしきえん):皮膚とそのすぐ下で細菌感染が広がる病気です。
    • 骨髄炎:骨の中心部で細菌感染が広がる病気です。 

    関節炎

    • 痛風:関節の中で尿酸が結晶となり炎症を起こした状態です。親指の付け根に起こりやすい特徴があります。
    • 関節リウマチ:免疫が異常を起こし、体中の関節に炎症を起こす病気です。
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足の裏が痛むという症状はどんな病気に関連しますか?

足の裏が痛むという症状の原因となる主な病気は次のとおりです。
  • 腰椎症
  • 乾癬性関節炎
  • 高尿酸血症
  • 神経障害性疼痛
  • 外反母趾
  • モートン病(Morton病)
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 乾癬
  • ファブリー病

最新のガイドライン・医療水準を取り込んだデータベースを元に関連する病気・症状を表示しています。

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監修医師

山田記念病院 整形外科・部長
濱畑 智弘 先生

診療科・専門領域

  • 整形外科
慈恵医大を卒業。 浅ノ川総合病院、厚生中央病院を経て2021年4月より浅草病院 整形外科に勤務。 整形外科一般および人工関節置換術を専門とする。 より広い視点で医療を捉えなおすことが出来るように2020年4月より立教大学ビジネスデザイン研究科に入学、2022年3月に卒業しMBA取得。
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