寒冷凝集素症(冷式AIHA)
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/11
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寒冷凝集素症(冷式AIHA)について「ユビー」でわかること
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- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説チアノーゼ、レイノー現象、溶血性貧血といった寒冷凝集素症に特徴的な症状がありますので、セルフチェックの参考にしてください。
チアノーゼ、レイノー現症に伴う症状
- 手足先端や鼻先、耳の外側の耳介と呼ばれる部分が紫になる
- 感覚異常
- 冷たいものに触った時や寒い所で、指先など身体の先端が真っ白になる
溶血性貧血に伴う症状
寒冷凝集素症を疑わせる既往歴
- マイコプラズマやEBウイルスなどの感染症の既往がある
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでもセルフチェック可能です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.“自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61) 病気の解説”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/114,(参照 2024-06-18).
自己免疫性溶血性貧血の診断基準と診療の参照ガイド改訂版作成のためのワーキンググループ.“自己免疫性溶血性貧血診療の参照ガイド令和 4 年度改訂版 ”.特発性造血障害に関する調査研究班.http://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2022/Autoimmune_hemolytic_anemia.pdf,(参照 2024-06-18).
難病情報センター.“自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61) 概要・診断基準等”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/269,(参照 2024-06-18).
日本皮膚科学会.“どんな症状ではじまるのですか?”.皮膚科Q&A 膠原病と類縁疾患.https://www.dermatol.or.jp/qa/qa7/s1_q10.html,(参照 2024-06-18). - A.
初期に限りませんが、寒い場所で指先や鼻先が青白くなったり、めまい・動悸などの貧血症状が現れます。
解説寒冷凝集素症は、寒冷という刺激によりさまざまな症状が生じることから、初期に限定した症状は特にありません。
つまり、寒冷凝集素による赤血球の凝集で生じる末梢循環障害や、溶血による症状が起こります。
例えば、レイノー現象によって手足が白くなる、チアノーゼで手足の先や鼻先が紫色になる、といった症状は寒冷凝集素症に特徴的です。
溶血によって、だるさや動悸などを感じることもあります。
また、感染症の後に発症する続発性のものは、急に強い貧血や赤ワイン色のヘモグロビン尿といった症状が現れる場合があります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.“自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61) 病気の解説”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/114,(参照 2024-06-18).
自己免疫性溶血性貧血の診断基準と診療の参照ガイド改訂版作成のためのワーキンググループ.“自己免疫性溶血性貧血診療の参照ガイド令和 4 年度改訂版 ”.特発性造血障害に関する調査研究班.http://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2022/Autoimmune_hemolytic_anemia.pdf,(参照 2024-06-18).
難病情報センター.“自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61) 概要・診断基準等”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/269,(参照 2024-06-18). - A.
めまい、動悸などの貧血症状や、寒い場所で指先が青白くなるといった症状が見られます。
解説寒冷凝集素症では、寒冷刺激をきっかけに、寒冷凝集素による赤血球の凝集により生じる末梢循環障害と、溶血による症状が起こります。
末梢循環障害の症状
末梢循環障害の症状としては、手足先端や鼻先、耳の外側の耳介と呼ばれる部分に、チアノーゼ、感覚異常、レイノー現象などが見られます。
レイノー現象は、冷たいものを触ったり外気にさらされたりした時に突然指先が真っ白になる現象です。寒冷凝集素症のレイノー現象は、自己免疫疾患など何らかの基礎疾患に関連した血管の機能障害であるレイノー症候群を指します。溶血による症状
溶血による症状としては、
などがあります。これらは、溶血からの貧血(溶血性貧血)による症状です。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.“自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61) 病気の解説”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/114,(参照 2024-06-18).
自己免疫性溶血性貧血の診断基準と診療の参照ガイド改訂版作成のためのワーキンググループ.“自己免疫性溶血性貧血診療の参照ガイド令和 4 年度改訂版 ”.特発性造血障害に関する調査研究班.http://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2022/Autoimmune_hemolytic_anemia.pdf,(参照 2024-06-18).
難病情報センター.“自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61) 概要・診断基準等”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/269,(参照 2024-06-18).
日本皮膚科学会.“どんな症状ではじまるのですか?”.皮膚科Q&A 膠原病と類縁疾患.https://www.dermatol.or.jp/qa/qa7/s1_q10.html,(参照 2024-06-18). - A.
遺伝子変異、マイコプラズマ感染などが原因となりますが、さまざまな要因が関連すると考えられています。
解説寒冷凝集素症の原因は、「寒冷凝集素」という自己抗体が体内に存在するためです。
この「寒冷凝集素」が、赤血球の膜上にある抗原と結合することで、赤血球の凝集や溶血が起こります。
寒冷凝集素が生じる原因ははっきりしていません。しかし、その発症の経緯から、寒冷凝集素症は、直接的な原因・背景となる病気が特定されない原発性と、明確な原因・背景となる病気がある続発性に分けられます。原発性の寒冷凝集素症
原発性については、最近では、クローン性のB細胞増殖(特に低悪性度リンパ腫やクローン性B細胞リンパ増殖疾患)や特定の骨髄異常の関与が示唆されています。
続発性の寒冷凝集素症
続発性の原因・背景には、マイコプラズマやEBウイルス、サイトメガロウイルス、COVID-19などの感染症や悪性リンパ腫が知られています。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.“自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61) 病気の解説”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/114,(参照 2024-06-18).
自己免疫性溶血性貧血の診断基準と診療の参照ガイド改訂版作成のためのワーキンググループ.“自己免疫性溶血性貧血診療の参照ガイド令和 4 年度改訂版 ”.特発性造血障害に関する調査研究班.http://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2022/Autoimmune_hemolytic_anemia.pdf,(参照 2024-06-18).
難病情報センター.“自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61) 概要・診断基準等”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/269,(参照 2024-06-18).
寒冷凝集素症(冷式AIHA)と似た病気をチェック
寒冷凝集素症(冷式AIHA)について、医師からのよくある質問
- 最近、白目や体の皮ふが黄色くなっていると感じますか?
- 最近、赤や茶色の尿が出ましたか?
- お腹の痛みがありますか?
- これまでに【結核】と診断されたことはありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 呼吸器内科
- アレルギー科