重症喘息は完治しますか?
完治することは難しい病気ですが、適切な治療によって日常生活を問題なく過ごすことは可能です。
重症喘息は現在の医学では「完治」することは難しい病気ですが、適切な治療によって症状を大幅にコントロールし、日常生活を問題なく過ごすことは可能です。
喘息は慢性疾患であり、気道の炎症や過敏性が続くことが特徴です。
治療の基本は吸入ステロイド(ICS)や長時間作用型β2刺激薬(LABA)による炎症抑制と気道拡張ですが、重症例では抗IgE抗体薬や抗IL-5抗体薬などの生物学的製剤が用いられることがあります。
環境管理も重要で、アレルゲンや発作の引き金となる要因(タバコ煙、ダニ、強い臭気など)を避けることが推奨されます。
治療と生活管理を徹底することで発作の頻度を減らし、生活の質を高めることが十分に可能です。
今後も新たな治療法の開発が進んでおり、予後のさらなる改善が期待されています。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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