慢性咳嗽(咳が止まらない)を放置するとどうなりますか?
生活の質が低下するだけでなく、背後にある重大な疾患の見逃しにつながる可能性があります。
慢性咳嗽を放置すると、生活の質(QOL)が著しく低下するだけでなく、背後にある重大な疾患の見逃しにつながる可能性があります。
咳が続くことで、睡眠障害や集中力の低下、倦怠感、食欲不振などが生じ、日常生活に支障をきたすことがあります。
また、咳の原因が喘息、肺がん、間質性肺炎、胃食道逆流症(GERD)などの場合、治療が遅れることで病状が進行し、回復が難しくなることもあります。
さらに、咳の反復によって肋骨骨折や咳嗽失神、尿失禁といった身体的合併症を引き起こすこともあるため、軽視は禁物です。
咳が8週間以上続く場合は、自己判断せず、呼吸器内科など専門医に相談し、早期診断と適切な治療を受けることが大切です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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