慢性咳嗽(咳が止まらない)と気温差による咳は関係しますか?
慢性咳嗽と気温差による咳には関係があることがあります。
慢性咳嗽と、気温差による咳には関係があることがあります。特に、気温の急激な変化は気道に対する刺激となり、咳反射を引き起こしやすくなります。
慢性咳嗽では、咳過敏症と呼ばれる状態が関与していることが多く、わずかな刺激にも過剰に咳が出やすくなっているため、気温差による刺激に敏感に反応してしまうのです。
また、寒冷な空気は気道を乾燥させ、さらに咳を誘発しやすくします。
気温差による咳を防ぐためには、外出時にマスクやマフラーで口元を保護し、気道への急激な冷気の刺激を避けることが有効です。
もし気温差に伴って咳が悪化する場合には、基礎にある疾患や咳過敏症の治療も検討する必要がありますので、医療機関での相談をおすすめします。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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