潰瘍性大腸炎は便検査でわかりますか?
潰瘍性大腸炎は便検査だけではわかりませんが、診断の補助や経過観察のために用いられています。
潰瘍性大腸炎は、便検査だけではわかりません。しかし、診断の補助や経過観察のために用いられています。特に便中カルプロテクチン(FC)は、腸管の炎症の程度を反映し、過敏性腸症候群の鑑別に有用とされています。カットオフ値50μg/gを超えるとIBDの可能性が高くなりますが、FCの測定だけでは潰瘍性大腸炎と確定診断できず、内視鏡検査と組み合わせて評価されます。
また、免疫学的便潜血検査(FIT)は便中の血液を検出し、粘膜治癒の評価や再燃予測に使われることがあります。大腸腫瘍のスクリーニング検査としても行われる検査です。その他にも報告されている便中のマーカーがありますが、現時点で日本の診療ガイドラインで「活動性評価に有用な便中マーカー」として記載されているのはFCとFITのみです。
さらに、感染性腸炎との鑑別や炎症の原因を確認するために、便培養検査が行われます。
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株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
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