白血病(急性骨髄性、慢性骨髄性)になりやすい人の特徴は?色白の人はなりやすい?
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急性骨髄性白血病になりやすい人の特徴はありますか?
急性骨髄性白血病になりやすい人の特徴はありますか?
急性骨髄性白血病の発症には、高齢や喫煙、化学療法・放射線療法の既往など、さまざまなリスク要因があります。
急性骨髄性白血病にかかりやすいリスク要因は、以下のとおりです。
高齢
年齢とともに発症リスクが高くなり、治癒率も下がります。
遺伝的要因
ダウン症など特定の遺伝子異常において、リスクが高くなります。
化学物質への曝露
ベンゼンなどの有機溶剤への曝露はリスクが高くなります。
放射線被曝
高線量の放射線への曝露はリスクが増加します。
化学療法や放射線療法の既往
他のがん治療で強力な化学療法や放射線療法を受けた場合、二次性の急性骨髄性白血病のリスクが高くなります。
血液疾患の既往
骨髄異形成症候群や骨髄増殖性疾患などの前白血病状態がある方は急性骨髄性白血病に進展するリスクがあります。
喫煙・男性
喫煙者は急性骨髄性白血病のリスクが若干高くなるとされ、男性に多いことも関連しているとされています。
ただし、これらのリスク因子を持っていても必ずしも急性骨髄性白血病を発症するわけではありません。また、明確なリスク因子がない人でも発症することがあります。
白血病になりやすい人の特徴にはどのようなものがありますか?
白血病になりやすい人の特徴にはどのようなものがありますか?
その特徴や病因の多くは不明ですが、一部の先天性疾患、化学物質・放射線曝露、免疫系障害などがあります。
白血病は他のがんと同様に、遺伝子に異常をきたして発症する病気です。一部の特定の遺伝子変異や先天性疾患(例:ダウン症やファンコニ貧血)を持つ人において白血病のリスクが増加しますが、その遺伝子異常が子孫に伝わる遺伝病ではなく、どのようにして生じるのか不明な点が多いとされています。
環境的要因としては、化学物質への曝露、特にベンゼンや一部の農薬、化学療法に用いられる薬剤は、白血病のリスクを高めることがあります。さらに、放射線に対する被曝もリスク因子とされており、特に高線量の放射線を受けた場合、白血病の発症率が増加します。
年齢の分布については、白血病は子供から高齢者まで幅広い年齢で発症しますが、特に急性リンパ性白血病(ALL)は小児に多く、急性骨髄性白血病(AML)は高齢者に多く見られます。
ウイルス感染症としてはHTLV-1が成人T細胞白血病の原因として知られています。
さらに、免疫系の障害も要因とされています。例えば、HIV感染や造血幹細胞移植後の免疫抑制状態では、白血病のリスクが高まる可能性があります。
(参考文献)
慢性骨髄性白血病になりやすい人に特徴はありますか?色白の人はなりやすいのでしょうか?
慢性骨髄性白血病になりやすい人に特徴はありますか?色白の人はなりやすいのでしょうか?
50~60歳代をピークに男性にやや多い多い病気です。色白の人がなりやすいといったデータはありません。
慢性骨髄性白血病は、血液細胞を作る造血幹細胞に異常が起こり、がん化した血液細胞が増殖する病気です。
22番染色体と9番染色体の一部が入れ替わったことによりBCR::ABL1融合遺伝子(フィラデルフィア染色体)という染色体ができることがこの病気の本態ですが、その原因は不明で一部は放射線被曝との関連が指摘されています。
色白の人がなりやすいといったデータはありません。 また、慢性骨髄性白血病はさまざまな年代の方が発症しますが、50~60歳代をピークに男性にやや多い病気です。
(参考文献)
日本臨床腫瘍学会. 新臨床腫瘍学第7版. 南江堂. 2024
国立がん研究センター.フィラデルフィア染色体.国立がん研究センター がん情報サービス,https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/modal/philadelphia_chromosome.html(参照 2024-11-22)
国立研究開発法人国立がん研究センター.“慢性骨髄性白血病”.がん情報サービス.https://ganjoho.jp/public/cancer/CML/index.html,(参照 2024-11-22).
川口T.慢性骨髄性白血病 | 症状、診断・治療方針まで.今日の臨床サポート,https://clinicalsup.jp/jpoc/contentpage.aspx?diseaseid=327(参照 2024-11-22)
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東日本橋内科クリニック 一般内科 循環器内科 院長
白石 達也 監修
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