RSウイルス感染症の場合、重症化の目安には何がありますか?
苦しそうな呼吸などの呼吸器症状が現れたら注意しましょう。
重症化するリスクがある方の特徴として、主に以下のようなものがあります。
- 生後6ヶ月未満の乳児(特にRSウイルス感染症流行時期前半に生まれた乳児)
- 慢性肺疾患(気管支肺異形成症、嚢胞性線維症)などの基礎疾患のある乳幼児
- 妊娠35週未満で生まれた乳児
- 先天性心疾患の乳幼児
- 受動喫煙にさらされた乳児
- 21トリソミー(ダウン症)
- 免疫不全患者
- 気管支喘息がある人
- 心臓や肺に基礎疾患のある成人
- 75歳以上の高齢者
以下のような症状がみられた場合、重症化を考慮して医療機関を受診しましょう。
- 呼吸が苦しそう、顔色が悪い、呼吸をときどき休んでしまう
- ぐったりして活気がない
- 喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューする呼吸)がみられる
- 食べ物や飲み物が摂取できない
必要に応じて、医療機関で服薬や点滴、酸素投与などの対症療法が行われることがあります。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
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