「 上気道炎(かぜ症候群)」とはどのような病気ですか?
鼻やのどの粘膜でウイルスが増え、炎症を起こす病気です。鼻水、のどの痛み、咳などが主な症状です。
上気道とは、鼻、のど(咽頭、喉頭)など、空気の通り道の上の方の部分を指します。上気道炎は、この部分にウイルスや細菌などが感染して炎症を起こす病気の総称です。一般的には「かぜ」や「風邪症候群」と呼ばれることが多いです。
①主な原因
- ウイルス感染: 上気道炎のほとんどはライノウイルス、コロナウイルス、インフルエンザウイルスなど、さまざまなウイルスが原因となります
- 細菌感染: 比較的まれですが、細菌が原因となることもあります。ウイルス感染に続いて起こることが多いです
②主な症状
鼻症状: 鼻水、鼻づまり、くしゃみ
のどの症状: のどの痛み、イガイガ感、咳
鼻、のど以外に現れる症状: 発熱、頭痛、倦怠感、関節痛など
これらの症状は、原因となるウイルスや細菌の種類、個人の免疫力によって程度が異なります。
③注意点
症状が長引く場合や、高熱、呼吸困難などの症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。特に高齢者や基礎疾患のある方は、重症化しやすいので注意が必要です。
上気道炎は、誰でもかかる可能性のある身近な病気です。正しい知識を持って、予防と適切な対処を心がけましょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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