上気道炎(かぜ症候群)が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

内科を受診しましょう。お子さんなら小児科もよいでしょう。

解説

上気道炎(かぜ症候群)が疑われる場合、まず内科を受診するのが一般的です。

なぜ内科がよいのか?

総合的な診療

内科は、体のさまざまな不調を幅広く診療する科です。かぜの症状は、鼻水、のどの痛み発熱など多岐にわたりますが、これらの症状を総合的に診て、適切な診断や治療を行うことができます。

初期対応

かぜの初期症状は、他の病気と区別がつきにくい場合があります。内科医は、これらの症状を詳しく問診し、必要に応じて検査を行い、他の病気と見分けます。

合併症の管理

かぜが重症化した場合や、他の病気を合併している場合(例えば、気管支炎肺炎など)も、内科で適切な管理を受けることができます。

しかし、かぜの症状の中でも特に鼻やのどの症状(鼻詰まり、鼻水、のどの痛み、咳など)が強い場合は、耳鼻咽喉科を受診するという選択肢もあります。

その他の注意点

小児の場合

お子さんの場合は、小児科を受診してください。

症状が重い場合

高熱が続く、呼吸が苦しい、激しい咳が止まらないなど、症状が重い場合は、すぐに医療機関を受診してください。

基礎疾患をお持ちの場合

慢性疾患(糖尿病高血圧、心臓病など)をお持ちの方は、かかりつけの内科医に相談してください。

公開日

最終更新日

富士在宅診療所 一般内科

本間 雄貴 監修

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(参考文献)

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上気道炎(かぜ症候群)

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関連するQ&A

「 上気道炎(かぜ症候群)」とはどのような病気ですか?

鼻やのどの粘膜でウイルスが増え、炎症を起こす病気です。鼻水、のどの痛み、咳などが主な症状です。

上気道炎(かぜ症候群)の原因は何がありますか?

主な原因はウイルス感染です。ライノウイルスなどが代表的です。

上気道炎(かぜ症候群)では、どのような症状がありますか?

鼻水、のどの痛み、咳、発熱などがあります。倦怠感や頭痛を伴うこともあります。

上気道炎(かぜ症候群)には初期症状はありますか?

個人差がありますが、のどのイガイガ、鼻のムズムズ、軽い咳などが多いです。

上気道炎(かぜ症候群)の場合、主にどのような治療をしますか?

安静にして、水分補給と栄養を摂り、症状を和らげる薬を使います。

上気道炎(かぜ症候群)が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?

息苦しさがある、38.5度以上の発熱が5日以上続く、水分が取れないなどの場合は受診しましょう。

上気道炎(かぜ症候群)のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

上気道炎(かぜ症候群)は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

症状を和らげる薬(解熱鎮痛剤、咳止めなど)を使います。眠気などの副作用に注意が必要です。

上気道炎(かぜ症候群)で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

自己判断で薬を増やさず、再度受診して医師に相談しましょう。

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