喘鳴がみられない場合でも気管支喘息の可能性はありますか?

喘鳴がなくても気管支喘息の可能性はあります。

解説

喘鳴がみられない場合でも、気管支喘息の可能性は十分にあります。

喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)は、気道が狭くなることで発生しますが、必ずしもすべての喘息患者さんにみられるわけではありません。特に大人や軽度の喘息の場合、喘鳴が顕著でないことが多く、主な症状が咳や息苦しさ、胸の圧迫感に限られることがあります。

咳喘息と呼ばれるタイプでは、慢性的な咳が主な症状で、喘鳴がほとんどみられないこともあります。そのため、喘鳴がない場合でも、他の症状や肺機能検査などを基に、気管支喘息の診断が必要です。喘鳴がなくても症状を軽視せず、医師に相談することが大切です。

公開日

最終更新日

京都大学医学部附属病院 呼吸器内科

山形 昂 監修

関連するQ&A
関連する病気と症状

(参考文献)

こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。

こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。

この記事をシェアする

𝕏
初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

さっそく調べる
医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

病院を探す
治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。

さっそく調べる
薬について調べる
薬について調べる

おくすりアシスタント

病気の治療に使われる薬を比較しながら、効能や副作用、気をつけることを確認できる機能です。※対応しているお薬は、処方薬(医療用医薬品)のみ

さっそく調べる

サービスの目的と位置付け

ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。