甲状腺眼症で失明することはありますか?
はい。失明することはあります。
甲状腺眼症で失明することはありますが、これは非常にまれなケースです。早めに適切な治療を受けることで、失明のリスクを大幅に減らすことができます。
甲状腺眼症は、バセドウ病や橋本病などの甲状腺の病気が原因となって起こる目の病気であり、免疫系が目の周囲の組織を攻撃することで炎症が起こります。視神経で炎症が起こることで視力が低下し、重症例では失明する可能性があります。
以下のような症状がみられる場合は、失明する可能性があるため、すぐに医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしてください。
- 急激な視力の低下
- 視野欠損(視野の一部が見えなくなる)
- 目を動かす際の痛み
- 目の圧迫感
- 角膜の傷や痛み
治療法には、ステロイドや放射線治療、手術などがあります。早めに適切な治療を受けることで、失明のリスクを大幅に減らすことができます。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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