カロナールの主な副作用は何ですか?

肝臓の障害が起こることがありますが、安全性が高く小児や高齢者・妊婦でも使用できます。

解説

カロナールは一般的に、副作用が少なく安全性の高い薬とされており、小児や高齢者、妊婦などに対しても使用されます。しかし、適切な量を超えて服用すると、腹痛や下痢を引き起こしたり、肝臓に負担をかけたりすることがあります。また、稀に重い副作用も起こる可能性もあるため、その症状については知識を持っておくことが重要です。
カロナールによって起こりうる副作用は以下の通りです。

比較的遭遇しやすいもの

消化器系の障害

吐き気、食欲不振、お腹の痛み下痢などの症状が起こります。

肝臓の障害

食欲不振、皮膚や目の白い部分が黄色くなるなどの症状が起こります。

報告はあるが非常に稀なもの

アレルギー反応(ショック、アナフィラキシー)

息苦しくなる、唇・舌・まぶたなどが腫れる、全身の皮膚が赤くなる、冷や汗が出る、顔が青白くなるなどの症状が起こります。

皮膚・粘膜の障害

発疹や水ぶくれ、口の中のただれなどの症状が起こります。

喘息発作

息切れ、ぜいぜいとした呼吸などの症状が起こります。

血液成分の異常

鼻血や歯肉からの出血などの症状が起こります。

腎臓の障害

尿の量が少なくなる、腰のあたりの痛み発熱などの症状が起こります。

これらの症状が出た場合は、すぐに医師に連絡して指示を受けてください。

公開日

最終更新日

東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長

白石 達也 監修

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