慢性咳嗽(咳が止まらない)のメカニズムについて教えてください。
慢性咳嗽には複数のメカニズムが関与しています。
慢性咳嗽は、通常8週間以上続く咳を指し、そのメカニズムには気道の炎症や過敏性の亢進、さらには中枢神経の関与が含まれます。
咳は、気道に刺激が加わると、喉頭、気管、気管支などにある咳受容体が興奮し、その情報が迷走神経を介して延髄の「咳中枢」に伝達されます。
咳中枢では、この信号が統合され、呼吸筋に指令が出されて咳が起こります。
慢性咳嗽では、この反射経路が過敏になっており、通常であれば咳を引き起こさないような軽微な刺激にも反応してしまいます。
さらに、中枢神経系での過剰な信号処理も関与しており、これを「咳過敏症」と呼びます。
原因疾患がなくても咳が続く「原因不明咳嗽」や「治療抵抗性咳嗽」では、咳中枢の感受性が高まっていると考えられ、近年ではこの機序に対する治療薬の開発も進んでいます。
せき・喘息の相談や診療なら、ユビーのオンライン診療
まだ受診していない方、通院中の方、再発してしまった方のどなたでもご利用できます
病院に行かずに自宅から診察
移動時間・待ち時間ゼロ
事前問診で医師に状況を伝えやすい
お薬は最速即日受け取り
早朝夜間休日も、全国エリアで対応
診察は保険適用
オンラインで処方できる主なお薬
吸入薬:アドエア、シムビコート、フルティフォーム、テリルジー、メプチンエアー、レルベアなど
内服薬:モンテルカスト、テオフィリンなど
咳止め:デキストロメトルファンなど
※処方可能かどうかは医師の診察によります。
読み込み中
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
慢性咳嗽(咳が止まらない)
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです