強迫性障害の重症度はどのようにチェックすればいいですか?
専門医の診察が基本ですが、症状に費やす時間や日常生活への支障の大きさで目安を知ることができます。
強迫性障害の重症度を正確に評価するには、精神科医などの専門家による診察が必要です。
医師は、患者さんの話を聞きながら、強迫観念(頭から離れない考え)や強迫行為(繰り返してしまう行動)がどのくらいの頻度で起こり、どれくらいの時間を費やし、どれほどの苦痛を感じているか、そして日常生活(学業、仕事、家事、対人関係など)にどの程度支障が出ているかを総合的に判断します。
ご自身で重症度の目安を知りたい場合は、
- 1日のうち、強迫観念や強迫行為にとらわれている時間はどれくらいか?(例:1時間未満、1〜3時間、3時間以上など)
- そのことでどれくらいつらいと感じるか?
- 学校や仕事に行けない、家事ができない、友達と会えないなど、やりたいことややるべきことが、症状のせいでどれくらいできなくなっているか?
などを考えてみるとよいでしょう。これらの時間や苦痛、支障が大きいほど、重症度が高いと考えられます。
ただし、これはあくまで目安であり、正確な判断のためには必ず専門機関を受診してください。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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