強迫性障害になりやすい人の特徴はありますか?
責任感が強い、完璧主義、こだわりが強いなど性格的な特徴があります。
強迫症/強迫性障害になりやすい人についての研究がありますが、特徴のある方がすべて強迫性障害になるわけではありませんし、これらの特徴がなくても強迫性障害となる方もいらっしゃいます。
1. 責任感が強い
「自分がミスをすると大変なことになる」といった、自分が失敗したり誰かに迷惑をかけたりすることへの不安が強くなる。
2. 完璧主義
「絶対に完璧にしなければならない」「不確かなことがあると不安で落ち着けない」という感覚。
3. こだわりが強い
「頭に浮かんだことは重要だ」「考えをしっかりコントロールしなければいけない」と感じる。
また、これらの考えに加えて、慢性的な不安が強迫症/強迫性障害の発症や症状の持続に影響しているとも考えられています。
この不安は、問題が解決していないと感じる限り、行動を繰り返させる一因になっています。
また、併存する病気として、うつ病、社交不安症、全般不安症、チックなどがあると言われています。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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