頚椎症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
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頚椎症について「ユビー」でわかること
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頚椎症とはどんな病気ですか?
「頚椎症」とは、加齢や姿勢不良によって首の骨やその周囲の構造物が変形する病気です。首、肩、手足のしびれや痛みがみられます。基本的には首の固定や痛み止めの使用で対処し、自然に治る病気です。手足のしびれや脱力がみられる場合は整形外科を受診しましょう。
頚椎症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
頚椎症への対処法は?
首を後ろに反らすと負担が増えるため、うがいや目薬、首の体操に気をつけましょう。姿勢が悪くなると症状が強まりやすいため、長時間のデスクワークに気をつけましょう。
頚椎症の専門医がいる近くの病院はありますか?
頚椎症の専門医がいる病院を見る頚椎症のQ&A
- A.
腕や手の親指側の痛みやしびれがみられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る第5・第6の頚椎の間で頚椎症が生じた場合に、「頚椎症性神経根症」と「頚椎症性脊髄症」では見られる症状が異なります。
頚椎症性神経根症
頚椎症性神経根症では、脊髄から枝分かれして手に向かう神経の根元が圧迫されます。
第5・第6の頚椎の間で神経の根本が圧迫されると、肘から先の腕の親指側や、親指や人差し指に痛みやしびれを感じます。手首を手の甲の方向へ反らす筋力が低下する場合もあります。
初期症状として、肩こりや首・肩甲骨の痛みを感じることもあります。頚椎症性脊髄症
第5・第6の頚椎の間で頚椎症性脊髄症が生じた場合には、脊髄が圧迫されるため神経根症の場合よりもしびれの範囲が広くなるのが特徴です。指では人差し指から小指まで、腕では小指側全体でしびれを感じます。片腕だけではなく、両腕に症状を感じる場合も多くあります。
症状が悪化すると、指先での細かい作業(箸を持つ、書字、ボタン掛けなど)が出来なくなったり、足にもしびれを感じたりします。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る頚椎症では神経の圧迫のされる部位によって症状が異なり、「頚椎症性神経根症」と「頚椎症性脊髄症」に分かれます。それぞれの代表的な症状は以下の通りにチェックをすることができます。
頚椎症性神経根症
- 肩甲骨に痛みを感じることがある
- 首の痛みや肩こりがあり、首の位置や手の位置によっては症状が強くなる
- 片側の腕や手に痛みやしびれを感じる。
- 痛みがある腕では、手首をそらしたり肘を曲げたりする際に力が入りにくい
- これらの症状が朝より夕方に悪化することが多い
頚椎症性脊髄症
- 両手にしびれを感じる
- 両足にしびれを感じる
- 箸を使う、書字、ボタン掛けが上手くできない
- つまずくことが多くなった
- 足がつっぱってしまい歩きにくい
- これらの症状は一日を通してあまり変化しない
- A.
初期症状には、首や肩甲骨まわりの痛み、肩こりがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る年齢とともに首の骨(頚椎)やそのまわりの構造物の変形が始まったばかりの段階で、首や肩甲骨まわりの痛みや肩こりなどの初期症状を引き起こすことがあります。
これらの症状は、手や腕を動かした際に痛みが強まることが多いです。また、この段階では手のしびれは無いことが多いです。 - A.
首から手にかけて痛みやしびれを感じます。症状は、神経の圧迫される部位によって異なります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る首の骨(頚椎)とそのまわりの構造物の変形により圧迫される神経の部位によって症状は異なります。
大きく「頚椎症性神経根症」と「頚椎症性脊髄症」とに分かれ、それぞれの代表的な症状は以下の通りです。頚椎症性神経根症
首の脊髄(頚髄)から枝分かれして腕へ向かう神経が、その根元(神経根)で圧迫される病気です。
頚椎の神経根は左右に8本ずつあり、それぞれ痛みやしびれ・動かしにくさの生じる場所が異なります。このため、首の神経がどこで圧迫されているかによって、首から手の範囲でどこに症状が出るかが変わります。
比較的多い症状としては、首の筋肉のハリ感、肩甲骨まわりの痛み、親指側の腕のしびれや痛みがあります。これらの症状の強さは首の向きや手の位置によって変わったり、朝より夕方に悪化したりします。頚椎症性脊髄症
脊髄(脳から連続し、背骨に沿って首から腰へ向かう神経の束)が頚椎周囲で圧迫される病気です。
手足のしびれや痛み、歩きにくさ、指先を使った細かい作業が出来ないなどの症状を引き起こします。
多くは、腕や手の症状が先に見られるようになった後、歩きにくさなどの足の症状が見られるようになります。脊髄症だけの場合では、腕や手の痛みは少なく、一日を通して症状の強さがあまり変わらないことが多いとされます。ただし、神経根症も同時にある場合には腕や手の痛みが目立つ場合があります。 - A.
加齢による首の骨とそのまわりの構造物の変形が主な原因です。ほかには、不良姿勢や重量物を扱う作業が病気を悪化させる可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る頚椎症では、年齢とともに首の骨である頚椎とそのまわりの構造物が変形し神経を圧迫することで手や足にしびれや痛みを引き起こします。
首の骨と骨の間にある椎間板や靱帯といった構造は、首の動きの安定化に関わっています。これらは神経の通り道のすぐそばにあるため、変形に伴って神経を圧迫します。神経の圧迫のされる部位によって症状は異なり、「頚椎症性神経根症」と「頚椎症性脊髄症」に分かれます。
年齢以外の原因については確実には分かっていません。体質からもともと神経の通り道が狭い方もいます。
頚椎症の悪化させる可能性がある原因には以下のものがあります。- 猫背のように、背筋が伸びていない前かがみの姿勢
- 目薬をさすときのように、あごを上げて上を向く作業
- うつむいてスマホをみるように、下を向く作業
- 重量物を持ち上げる、持ち運ぶような力む必要のある作業
頚椎症について、医師からのよくある質問
- 肘から手首にかけてしびれがありますか?
- 手の指がしびれていますか?
- しびれや感覚のおかしさを感じますか?
- 腕のしびれはありますか?
- 首を曲げるとしびれますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科