後腹膜線維症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬が効かない場合は尿管ステント留置や外科的手術で尿路閉塞を解除することがあります。
後腹膜線維症で薬物が効かない場合には、外科的治療が検討されます。代表的なものは尿管ステント(腎臓から膀胱へ至る尿の通り道にチューブを留置する処置)や腎瘻(背中から腎臓に直接チューブを留置する処置)によって尿を体外に排出させる方法で、腎機能の悪化を防止することが目的となります。
その後、外科的尿管剥離術と呼ばれる手術を行い、線維化による圧迫を解除します。ただし、手術のみでは再発を防止することは難しいため、通常は薬物療法と組み合わせて行います。続発性の場合は原因の除去(原因薬剤の中止、悪性腫瘍の治療、感染症の治療)を同時に行います。治療方針は腎機能の状態や病態の進行度、合併症により異なるため、泌尿器科での専門的判断を行います。

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京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
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