後腹膜線維症ではどのような症状がありますか?
後腹膜線維症の主な症状は腰痛、排尿障害・尿量減少、浮腫、発熱などです。
後腹膜線維症では、腰や背中の痛み、尿の出にくさ、足のむくみなどが起こります。最も一般的な症状は鈍い腰背部痛や側腹部痛であり、線維性組織によって腰背部の臓器が圧迫されることにより生じます。尿管(腎臓から膀胱へ至る尿の通り道)が線維性組織に取り込まれて圧迫されると水腎症(逆流した尿が腎臓に溜まる状態)を生じ、進行すれば尿量低下や腎不全を引き起こします。
また、後腹膜にある下大静脈やリンパ管が圧迫されると、下肢の浮腫や深部静脈血栓症(血液の流れが滞ることによって血管内に血栓と呼ばれる血液の塊ができること)が生じます。炎症に伴う全身的な症状としては、倦怠感、体重減少、発熱、食欲不振、筋肉痛などがみられます。

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京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
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