後腹膜線維症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
腰背部痛や排尿障害・尿量減少、下肢の浮腫などを認める場合は、早期に受診を検討すべきです。
後腹膜線維症によって尿管が圧迫されると、腎機能低下や排尿障害を引き起こす可能性があるため、早期発見と治療開始が重要です。特に原因不明の腰背部痛や下腹部痛が続く場合、排尿困難・頻尿・血尿などの症状が出現する場合、あるいは下肢の浮腫やしびれなど下大静脈圧迫による症状が見られる場合は注意が必要です。
また、健診や他疾患の画像検査で後腹膜の腫瘤様病変や尿管の異常を指摘された場合や、血液検査で腎機能低下(クレアチニン上昇)が見られる場合も、速やかに泌尿器科や腎臓内科などの専門医を受診する目安となります。進行すると腎障害が改善しない危険があるため、症状が軽微であっても放置せず、専門医での評価を早めに受けることが望ましいです。

 に聞いてみよう
に聞いてみよう後腹膜線維症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
後腹膜線維症について、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
後腹膜線維症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
