後腹膜線維症には初期症状はありますか?
初期は腰痛や軽度の全身倦怠感など非特異的な症状が多いです。
後腹膜線維症の初期症状は非特異的であり、病気を特徴づける明確な症状はありません。最も多いのは鈍い腰背部痛や側腹部痛で、持続的かつ動作によって変化しないのが特徴です。さらに、全身の倦怠感、微熱、体重減少、食欲低下、筋肉痛など、炎症性疾患に共通する症状がみられることもあります。
これらは慢性的に進行するため「年齢による腰痛」や「疲れ」と誤解されやすく、診断の遅れにつながる要因となります。病変が進行して尿管を巻き込むと尿量低下や浮腫が出現し、腎不全に至ることもありますが、初期の段階では腎障害がまだ目立たない場合も多いです。
このように初期症状はあいまいですが、「長く続く腰背部痛や全身のだるさ」がある場合には注意が必要で、早期に受診して画像検査を受けることが望ましいです。

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京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
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