「好酸球性肺炎」とはどのような病気ですか?
好酸球性肺炎は、肺に好酸球という細胞が異常に増えることで炎症が起きる病気です。
好酸球性肺炎は、肺の組織や肺胞(肺の小さな袋)の中に、好酸球という免疫細胞が異常に多く集まることで炎症が起きる病気の総称です。
この病気には大きく分けて、急に症状が現れる「急性好酸球性肺炎」と、ゆっくりと症状が進む「慢性好酸球性肺炎」の2種類があります。
- 急性好酸球性肺炎(AEP):1989年に初めて報告された、原因不明の病気で、急性の呼吸不全(息苦しさ)を引き起こすことがあります。
- 慢性好酸球性肺炎(CEP):間質(肺の組織の間)や肺胞の中に、好酸球が異常に多くたまる、これも原因がはっきりしない病気です。
どちらも、肺に好酸球が増えるという共通点がありますが、症状の現れ方や経過は異なります。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
Badesch DB et al. Acute eosinophilic pneumonia: a hypersensitivity phenomenon?. Am Rev Respir Dis. 1989, 139, 249-52.
Allen JN et al. Acute eosinophilic pneumonia as a reversible cause of noninfectious respiratory failure. N Engl J Med. 1989, 321, 569-74.
Allen JN et al. Eosinophilic lung diseases. Am J Respir Crit Care Med. 1994, 150, 423-38..
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好酸球性肺炎
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