喘息は遺伝する病気ですか?
喘息は遺伝する傾向がありますが、遺伝だけで決まる病気ではありません。
喘息は単一遺伝子で発症する病気ではありませんが、遺伝的素因が重要な多因子疾患です。
両親のいずれかが喘息の場合、子どもの発症リスクは約3~5倍に上がり、双生児研究でも一卵性の一致率が高いことが示されています。
ただし、遺伝だけでは発症せず、ダニ・花粉、ウイルス感染、大気汚染、肥満など、環境要因が重なることで初めて症状が現れます。
そのため、家族歴があっても、早期からの環境整備と適切な治療で発症・悪化を抑制できます。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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