コレステロールが低いのは問題ですか?
コレステロールは低すぎても身体に影響を及ぼす可能性があります。
コレステロールは体内で過剰になると動脈硬化などの生活習慣病の原因となりますが、元々は有害なものではありません。
コレステロールはホルモン、ビタミンD、細胞膜、胆汁酸など、身体にとって必要不可欠な物質の材料となるものです。
また、コレステロールが低すぎて不足すると免疫機能が低下し、脳出血のリスクが高くなるという報告があります。さらに、アメリカの疫学調査ではコレステロール値が高くても低くても寿命が短くなるという結果が示されています。
コレステロールが低ければ良いと考えるのではなく、過不足ないバランスが取れた状態でいることが大切です。
コレステロールは総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロールに分類されます。動脈硬化を進めるのは高LDLコレステロール血症と低HDLコレステロール血症であり、LDLコレステロールが高いこと、HDLコレステロールが低いことは望ましくありません。
脂質異常症の治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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