RSウイルス感染症を放置するとどうなりますか?
大抵は自然によくなりますが、症状が悪化して呼吸困難などを起こすことがあります。
RSウイルス感染症を放置しても、大抵は自然によくなります。しかし、症状が重症化するリスクもあり、特に乳幼児や基礎疾患を持つ高齢者は注意が必要です。
乳幼児の場合、RSウイルスの初回感染時に、細気管支炎や肺炎といった重篤な呼吸器疾患を引き起こすリスクが高まります。
症状としては、咳の悪化、喘鳴、呼吸困難に加え、急性脳症といった合併症を引き起こすこともあります。
また、生後1ヶ月未満の乳児の診断は難しく、突然死につながる無呼吸発作を起こす危険性もあります。
高齢者がRSウイルス感染症にかかった場合にも重症化することがあり、特に慢性呼吸器疾患や心疾患などの基礎疾患がある場合、持病が悪化したり、合併症や二次感染を引き起こす場合もあるため注意が必要です。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
RSウイルス感染症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ