食後にお腹がパンパンに張るのはなぜですか?
食べ物による物理的な圧排のほか、胃の機能性疾患の可能性もあります。
食後にお腹がパンパンに張る、という症状がある場合、食べ物によって物理的にお腹が押されている場合や、胃の機能性疾患の可能性があります。
多量に飲食した直後であれば、食べたものによって胃が膨らむため、お腹がパンパンに張るのは不思議ではありません。すぐに横になることは避け、安静に過ごしましょう。
一方で、少ししか食べていないのに、いつも食後にお腹がパンパンに張るという場合、お腹の機能性疾患である可能性があります。これは、お腹の神経が過敏になることで、少しの胃の張りでも強い膨満感を感じ、苦しくなるというものです。
消化管運動機能改善薬で症状がよくなる場合があるため、症状に心当たりがある場合には、消化器内科を受診しましょう。
まれではありますが、胃がんなど重大な病気による症状である場合もあるため、必要に応じて胃カメラやCT検査などで原因を調べる場合もあります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
お腹の張り
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ