お腹が張って呼吸困難になるのはなぜですか?
横隔膜とお腹の筋肉の動きがアンバランスになることで、お腹の張りが呼吸困難を引き起こすことがあります。
心臓や肺がある「胸腔」と、胃や大腸がある「腹腔」の間には、「横隔膜」という筋肉があります。
機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群の患者さんでは、この横隔膜やお腹の筋肉の動きがアンバランスになることで、お腹が張って苦しくなったり、息苦しさが起きることがあります。
その背景には、次のような要因が関与していると考えられています。
- 腸内細菌叢の異常
- 消化管の運動障害
- 炭水化物の吸収障害
- 呑気症(空気を飲み込んでしまう)
- 内臓過敏症(少しの刺激でも過敏に反応する)
こうした複合的な要因により、お腹の張りや息苦しさなどの症状が起きることがあります。
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
(参考文献)
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