門脈圧亢進症ではどのような症状がありますか?
さまざまな合併症によって、お腹の張り、めまいやふらつき、吐血などの症状があらわれることがあります。
門脈圧亢進症は、腹水や門脈圧亢進性胃症、食道胃静脈瘤などの合併症を引き起こし、その結果、次のようなさまざまな症状があらわれます。
お腹の張り
門脈圧亢進症では血管内の圧力が高まり、血管の内側から外側に水分が漏れ出しやすくなり、腹水の原因になります。少量の腹水では自覚症状がほぼありませんが、多量になるとお腹の張りや痛みを感じることがあります。また、腹水によって消化管の運動が妨げられることで、食欲低下、吐き気、便秘や下痢などの症状がおきることがあります。
貧血によるめまいやふらつき
肝臓から胃の血管に血液が流入することで、胃粘膜の毛細血管が拡張します。さらに悪化すると慢性的な出血を引き起こし、貧血によるめまいやふらつきなどの症状があらわれます。
吐血(血を吐く)
門脈圧が高まると肝臓へ血液が流れ込みにくくなり、肝臓から食道や胃の血管に血液が逃げていきます。その結果、血管がこぶのように膨れあがり、この状態の血管を静脈瘤といいます。静脈瘤が破裂すると、血を吐く(吐血)、黒い便などの症状があらわれます。大量に出血した場合は、ショック状態となり、命に関わることがあります。
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医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
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