めまい
の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:7/28/2023
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めまいについて「ユビー」でわかること
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めまいとは
「めまい」とは、頭がふらつく、目が回る、グルグル・フワフワ・フラフラ・クラっとする、目の前が暗くなる、立ちくらみ、物が揺れて見えるなどの症状のことを指します。三半規管による障害の場合は内耳性めまい、脳梗塞といった脳の異常や、ストレス、ウイルス感染など原因によって様々な病気が考えられます。
めまいの特徴的な症状
めまいのQ&A
- A.
聞こえの症状がある場合は内耳周囲の病気、麻痺がある場合は脳梗塞や脳出血などの脳の病気が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る体の平衡感覚は、耳の中にある内耳(ないじ)という場所が司っており、この内耳から前庭神経を介して脳に情報が伝わることで平衡感覚は保たれます。
めまいの症状は、この平衡感覚の異常によって起こることが多いです。
そのため、主なめまいの原因は大きく、内耳周囲の病気、脳の病気、全身の病気に分けられます。内耳周囲の病気
難聴や耳鳴りなどの聞こえの症状を伴う場合や、頭を動かした時にグルグル回るようなめまいが数秒間起こる場合には、内耳周囲の病気を考えます。内耳周囲の病気としては、以下のような病気があります。
- 良性発作性頭位めまい症
- メニエール病
- めまいを伴う突発性難聴
- 前庭神経炎
- 外傷による内耳の損傷
- 薬剤性前庭神経障害
脳の病気
顔や手足が動かない、感覚が麻痺している、喋りにくいなどの症状とともに急にめまいが生じた場合、脳の病気を考えます。脳の病気としては以下のようなものがあります。
- 小脳や脳幹の脳梗塞や出血
- 聴神経腫瘍
- 椎骨脳底動脈循環不全
- 片頭痛
全身の病気
脱水や、血圧の調整がうまくいかないなどで全身の血圧が下がると、頭への血流が低下し、フラフラするような感覚のめまいを起こすことがあります。全身の病気としては以下のようなものがあります。
- 起立性低血圧
- 貧血
- 脱水
- 自律神経ニューロパチー
- 深部感覚障害
- A.
目が回るような感覚を指します。グルグル、フワフワ、フラフラ、立ちくらみ、頭がふらつくなど、症状の感じ方には個人差があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るめまいは医学的には「安静にしているときあるいは運動中に、自分自身の体と周囲の空間との相互関係・位置関係が乱れていると感じ、不快感を伴った時に生じる症状」と定義されています。
実際の感じ方としては、以下のようなものがあります。めまいの感じ方
- 周囲または自分がグルグル回る
- 船に乗っているような感じがする
- 体がふらつく
- 立ちくらみ感がある
また、めまいを起こす原因によっては以下のような症状を伴うことがあります。
めまいに伴う症状
- 難聴
- 頭痛
- 胸の不快感
- 体の一部の動かしにくさ
- A.
内耳周囲の病気のほか、脳梗塞などの脳の病気、起立性低血圧などの全身の病気が原因として考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る体の平衡感覚は、耳の中にある内耳(ないじ)という場所が司っており、この内耳から前庭神経を介して脳に情報が伝わることで平衡感覚は保たれます。
めまいの症状は、この平衡感覚の異常によって起こることが多いです。
そのため、主なめまいの原因は大きく、内耳周囲の病気、脳の病気、全身の病気に分けられます。内耳周囲の病気
以下の病気が代表的です。
- 良性発作性頭位めまい症
- メニエール病
- めまいを伴う突発性難聴
- 前庭神経炎
- 外傷による内耳の損傷
- 薬剤性前庭神経障害
脳の病気
以下の病気が代表的です。
- 小脳や脳幹の脳梗塞や出血
- 聴神経腫瘍
- 椎骨脳底動脈循環不全
- 片頭痛
全身の病気
以下の病気が代表的です。
- 起立性低血圧
- 貧血
- 脱水
- 自律神経ニューロパチー
- 深部感覚障害
- A.
原因によって適切な診療科が異なりますが、最初はかかりつけの内科、あるいは耳鼻科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る緊急で救急外来を受診することが望ましい場合
浮動性めまいとともに以下の症状が見られる場合、脳梗塞や脳出血などの危険な病気の可能性がありますので、すぐに救急外来を受診しましょう。
- 手足が動かしにくい
- まっすぐ歩けない
- ものが二重に見える
- しゃべりにくい
- 今まで経験したことのないような頭痛が急に出現した
上記のような症状がない場合
緊急で救急外来を症状するような症状がない場合は、かかりつけの内科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。
耳の中の内耳(ないじ)という場所には、三半規管や前庭といった平衡感覚を司る器官があり、めまいの症状はこれらの機能が異常をきたすことで生じます。
内耳には蝸牛という聞こえに関わる場所もあるため、めまいとともに聞こえの不調があることも多いです。そのため、めまいがある場合には耳鼻咽喉科を受診し、聞こえが悪くなっていないか確認するのが望ましいです。ただし、かかりつけの内科がある場合にはまずはそちらで相談してもいいでしょう。
また、一般社団法人日本めまい平衡医学会が作成・公表しているめまい相談医のリストも参考にしてみてください。めまい相談医は、同医学会がめまいの専門知識および基本的な診療技術を備えていると認定した医師です。 - A.
めまいが長時間続く場合や、繰り返す場合、吐き気が強く食事がとれない場合はなるべく早めに受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る救急外来の受診が勧められる場合
めまいとともに以下のような症状がある場合、脳梗塞や脳出血などの脳の病気の可能性が考えられるため、一刻も早く救急外来を受診しましょう。
- 顔や手足が動かない
- 感覚が麻痺している
- 喋りにくい
- ものが二重に見える
早めの受診が勧められる場合
めまい以外に難聴や耳鳴りを伴う場合には、突発性難聴などの早めに治療したほうがよい病気が隠れている可能性があるため、受診を検討しましょう。
また、以下のような場合も、無理せず医療機関を受診することをおすすめします。- めまいが長時間続く
- めまいを繰り返している
- 吐き気が強く食事がとれない
めまいはどんな病気に関連しますか?
めまいについて、医師からのよくある質問
- 現在、めまいがしますか?
- ぐるぐると目を回したときのようなめまいを感じますか?
- 最近、立ちくらみがしますか?
- これまでにめまいを繰り返していますか?
- 車酔いのように頭や体がぐらぐら揺れますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 神経内科