夜驚症
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夜驚症について「ユビー」でわかること
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夜驚症とはどんな病気ですか?
入眠1~2時間後に突然泣いたりパニック状態になります。話しかけても正常な応答はありません。通常10分程度で終息しますが、時に30-40分続くこともあります。再び入眠し、翌朝、本人は症状を覚えていません。
夜驚症への対処法は?
昼間の刺激を増やし覚醒時間を増やし、夜に十分な睡眠時間を確保しましょう。誘因となるストレスを除去します。改善が乏しければ受診を推奨します。
夜驚症の専門医がいる近くの病院はありますか?
夜驚症の専門医がいる病院を見る夜驚症のQ&A
- A.
夜驚症では夜間に突然激しい恐怖反応やパニックを起こしますが、翌朝には覚えていません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る夜驚症の症状は、寝ている間に突然起こる激しい恐怖やパニックで、叫ぶ、暴れるなどです。
夜驚症は、眠ってから2〜3時間ほど経った深いノンレム睡眠中に突然始まります。典型的には、突然泣き叫び、目を見開いて恐怖におびえた表情をし、手足をばたつかせたり布団から起き上がったりします。のたうち回ったり、蹴ったり、逃げようとしたり、ベッドから走り出すこともあります。呼吸や脈拍が速くなり、汗をかき、顔が赤くなることもあります。
発作中は目が覚めているように見えますが、実際には意識がなく、周囲が声をかけてもほとんど反応せず、親の顔を見ても認識できません。本人は完全には目覚めておらず、混乱した状態が数分から10分程度続いたあと、急に落ち着いて再び眠りにつきます。翌朝になると、ほとんどの場合で発作の記憶はありません。
症状は一見すると悪夢やてんかん発作に似ていますが、悪夢はレム睡眠中に起こり、本人が覚えていることが多く、てんかんは意識障害やけいれんを伴うなど発作の様子が異なります。夜驚症は健康な子どもにも起こる一過性の現象で、成長とともに自然に減少することが多いです。
一般的には、子どもに起こる病気ですが、成人にも発生する可能性があり、抑制や制止をされると攻撃的な行動を示すことがあります。
通常は成長に伴い自然に改善しますが、発作が頻繁に起こったり、睡眠を妨げたり、怪我をしたり、日中の活動に影響したりする場合は、医療機関を受診することをおすすめします。 - A.
夜驚症は就寝中に突然激しい恐怖やパニックを示す睡眠障害の一種で、多くは自然に改善します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る夜驚症は、寝ている間に突然激しい恐怖やパニックを起こす、子どもに多い睡眠障害のひとつです。
多くは就寝後2~3時間ほど経った、深いノンレム睡眠の途中で起こります。発作時には、突然泣き叫ぶ、目を見開いて暴れる、何か怖いものから逃げるかのようにベッドから飛び降りることがあります。また、汗をかき、呼吸や脈が速くなるなどの症状がみられることもあります。本人は完全に目覚めていない状態のため、周囲が慰めたり落ち着かせようとしても反応は乏しく、子どもを落ち着かせることはできません。
発作は通常数秒から数分間続きます。発作が治まったあとは再び眠りにつき、翌朝には出来事を覚えていないことがほとんどです。週に2~3回、夜驚症を起こすこともあります。
原因ははっきりしていませんが、発達途中の脳の睡眠制御機構の未熟さが関係すると考えられています。発熱、疲労、睡眠不足、心理的ストレスや不安、睡眠障害の家族歴などがリスク要因になることがあります。発症年齢は3~7歳が多く、成長とともに自然に減少します。頻度は低いものの大人にも起こることがあります。
通常、夜驚症の健康への影響は少なく、ほとんどが思春期までに治るため、特別な治療は不要です。ただし、毎晩のように繰り返す、発作中にケガをしそうな行動をとる、学業や日常生活に支障がある場合は、小児科や睡眠専門医に相談がすすめられます。家庭では十分な睡眠時間を確保し、発作時は無理に起こさず、安全を確保することが大切です。 - A.
生活習慣の改善と安全確保が基本で、多くは自然に治まります。
解説夜驚症に通常薬物治療は必要ありません。基本となるのは生活習慣の見直しと安全確保です。
夜驚症は多くの場合、成長とともに自然に改善するため、治療が必要になることはほとんどありません。重要なのは環境整備です。- 生活習慣を整える:十分な睡眠時間の確保と規則正しい生活リズムが重要です。寝る前はデジタル機器の使用を控え、静かな環境にします。リラックスできる習慣(読書、温かいお風呂など)も効果的です。
- 安全環境を整える:発作中の怪我を防ぐため、寝室から危険物を取り除きます。窓やドアには鍵をかけ、階段を塞ぎ、二段ベッドは避けましょう。
- 発作中の安全確保:無理に起こさず、周囲の障害物をどけるなどして怪我の予防を優先します。強く揺すったり大声で呼びかけたりすると、混乱や興奮が長引くことがあります。
発作の誘因となる発熱、不安やストレスを避けることも大切です。
症状が頻繁で生活に支障がある場合や、発作中に危険行動(階段を下りる、外に出るなど)がみられる場合には、医療機関へ相談してください。まれに就寝前に少量の抗不安薬や睡眠リズムを整える薬を使うことがありますが、これは慎重に判断されます。通常、子どもへの投薬は推奨されません。
毎晩、ほぼ同じ時間に発作が起こる場合、発作の約15分前に優しく起こす行動療法「予定覚醒法」が有効なこともあります。不安、トラウマ、その他の精神的問題が原因となっている場合は、認知行動療法やカウンセリングなどが役立つこともあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るLeung AKC et al. Sleep Terrors: An Updated Review. Curr Pediatr Rev. 2020, 16, 176-182.
Sodan Turan H, et al. Treatment Approach to Sleep Terror: Two Case Reports. Noro Psikiyatr Ars. 2015, 52, 204-206. - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る夜驚症は、ある程度のセルフチェックが可能です。
夜驚症の診断には特別な検査を必要としないことが多く、家庭での観察が重要です。次の項目は受診や経過観察の参考になります。- 発作は就寝後2〜3時間以内に始まる
- 突然叫ぶ、泣く、恐怖の表情をする
- 目は開いていても、呼びかけに反応しない
- 手足をばたつかせたり、布団から起き上がる
- 呼吸が速く、脈が早く、汗をかいている
- 発作後は再び眠り、翌朝は覚えていない
- 睡眠不足や発熱、ストレスが思い当たる
- 発作時間や様子が毎回似ている
これらが多く当てはまれば、夜驚症の可能性が高いですが、てんかんや他の睡眠障害と似た症状もあるため、自己判断だけで終わらせず、特に頻発や危険行動を伴う場合は病院での診察が必要です。受診の際には、発作の頻度や発生時刻、持続時間、行動などを日記に記録する、発作の様子を動画に記録しておくなどすると、診断の助けになります。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、夜驚症かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。 - A.
頻発や危険行動、けいれんなどを伴う場合は早めに受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る夜驚症が疑われる場合、頻度、危険行動の程度、日常生活への影響の程度、非典型的な症状の有無によって、受診を検討しましょう。
夜驚症は多くの場合一時的であり、成長とともに自然に治まります。健康への影響も少ないため、軽度・まれな発作では、必ずしも受診は必要ありません。ただし、次のような場合は病院での相談がすすめられます。- 発作が30分以上続く
- 発作が週に何度も繰り返す、または数ヶ月以上続く
- 発作中に階段を下りる、外に出るなど危険な行動がある
- 日中の強い眠気や集中力低下など、生活への影響がある
- 全身のけいれんや硬直、よだれ・尿失禁を伴う
- 発作後も長時間意識がはっきりせず、混乱状態が続く
- 発熱や頭痛、嘔吐など、他の症状を伴う
- 初めての発作で家族が強い不安を感じる場合
一般的に、夜驚症自体は無害で、多くの場合、子どもは成長するにつれて治ります。治療や医学的評価が必要となるのは、夜驚症が安全上のリスクをもたらしたり、睡眠を著しく妨げたり、通常とは異なる症状を伴う場合に限られます。
まずは小児科で相談し、必要に応じて小児神経科や睡眠専門医へ紹介を受けましょう。他の疾患の可能性を除外するために、脳波検査や睡眠検査などの追加検査が推奨される場合もあります。受診時には、発作の様子を記録したメモや動画があると診断に役立ちます。 - A.
夜驚症に明確な初期症状はありませんが、直前に動きや呼吸の変化が見られることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る夜驚症には明確な初期症状はありません。ただし、発作の直前に見られる兆候がある場合もあります。
夜驚症の発作の多くは、就寝後2~3時間ほど経った深いノンレム睡眠の途中で起こります。発作は突然始まることが多く、いわゆる「前ぶれ」や典型的な初期症状ははっきりしません。ただし、よく観察すると、発作直前に軽い体の動きや表情の変化がみられることがあります。例えば、寝返りを繰り返す、うめき声を出す、眉間にしわを寄せる、呼吸がやや速くなるなどです。こうした変化は数十秒〜数分前に現れることがありますが、毎回必ず見られるわけではありません。
日中からの前兆としては、睡眠不足や極度の疲労、発熱、強い心理的ストレスがあると、その晩に夜驚症が起こりやすくなることがあります。また、普段よりも入眠後すぐに深い眠りに入りすぎると、脳の睡眠制御が乱れ、発作の引き金になることがあります。
ただし、初期のサインをとらえても、発作を完全に防ぐのは難しいため、予防には生活リズムの安定、十分な睡眠時間の確保、体調管理が重要です。発作時は無理に起こそうとせず、安全な環境を保つことが大切です。
通常は成長に伴い自然に改善しますが、発作が頻繁に起こったり、睡眠を妨げたり、怪我をしたり、日中の活動に影響したりする場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
夜驚症について、医師からのよくある質問
- 睡眠時の異常行動を覚えていませんでしたか?
- 手や足が勝手に動くのは、毎回夜に発生しますか?
- けいれんのとき目は開いてましたか?
- 夜泣きをしていますか?
- 周りの壁などを叩いたりしていましたか?
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診療科・専門領域
- 内科