夜驚症
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更新日:2024/04/15
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夜驚症について「ユビー」でわかること
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夜驚症とはどんな病気ですか?
入眠1~2時間後に突然泣いたりパニック状態になります。話しかけても正常な応答はありません。通常10分程度で終息しますが、時に30-40分続くこともあります。再び入眠し、翌朝、本人は症状を覚えていません。
夜驚症への対処法は?
昼間の刺激を増やし覚醒時間を増やし、夜に十分な睡眠時間を確保しましょう。誘因となるストレスを除去します。改善が乏しければ受診を推奨します。
夜驚症の専門医がいる近くの病院はありますか?
夜驚症の専門医がいる病院を見る夜驚症のQ&A
- A.
夜驚症では夜間に突然激しい恐怖反応やパニックを起こしますが、翌朝には覚えていません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る夜驚症の症状は、寝ている間に突然起こる激しい恐怖やパニックで、叫ぶ、暴れるなどです。
夜驚症は、眠ってから2〜3時間ほど経った深いノンレム睡眠中に突然始まります。典型的には、突然泣き叫び、目を見開いて恐怖におびえた表情をし、手足をばたつかせたり布団から起き上がったりします。のたうち回ったり、蹴ったり、逃げようとしたり、ベッドから走り出すこともあります。呼吸や脈拍が速くなり、汗をかき、顔が赤くなることもあります。
発作中は目が覚めているように見えますが、実際には意識がなく、周囲が声をかけてもほとんど反応せず、親の顔を見ても認識できません。本人は完全には目覚めておらず、混乱した状態が数分から10分程度続いたあと、急に落ち着いて再び眠りにつきます。翌朝になると、ほとんどの場合で発作の記憶はありません。
症状は一見すると悪夢やてんかん発作に似ていますが、悪夢はレム睡眠中に起こり、本人が覚えていることが多く、てんかんは意識障害やけいれんを伴うなど発作の様子が異なります。夜驚症は健康な子どもにも起こる一過性の現象で、成長とともに自然に減少することが多いです。
一般的には、子どもに起こる病気ですが、成人にも発生する可能性があり、抑制や制止をされると攻撃的な行動を示すことがあります。
通常は成長に伴い自然に改善しますが、発作が頻繁に起こったり、睡眠を妨げたり、怪我をしたり、日中の活動に影響したりする場合は、医療機関を受診することをおすすめします。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る夜驚症は、ある程度のセルフチェックが可能です。
夜驚症の診断には特別な検査を必要としないことが多く、家庭での観察が重要です。次の項目は受診や経過観察の参考になります。- 発作は就寝後2〜3時間以内に始まる
- 突然叫ぶ、泣く、恐怖の表情をする
- 目は開いていても、呼びかけに反応しない
- 手足をばたつかせたり、布団から起き上がる
- 呼吸が速く、脈が早く、汗をかいている
- 発作後は再び眠り、翌朝は覚えていない
- 睡眠不足や発熱、ストレスが思い当たる
- 発作時間や様子が毎回似ている
これらが多く当てはまれば、夜驚症の可能性が高いですが、てんかんや他の睡眠障害と似た症状もあるため、自己判断だけで終わらせず、特に頻発や危険行動を伴う場合は病院での診察が必要です。受診の際には、発作の頻度や発生時刻、持続時間、行動などを日記に記録する、発作の様子を動画に記録しておくなどすると、診断の助けになります。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、夜驚症かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。 - A.
夜驚症に明確な初期症状はありませんが、直前に動きや呼吸の変化が見られることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る夜驚症には明確な初期症状はありません。ただし、発作の直前に見られる兆候がある場合もあります。
夜驚症の発作の多くは、就寝後2~3時間ほど経った深いノンレム睡眠の途中で起こります。発作は突然始まることが多く、いわゆる「前ぶれ」や典型的な初期症状ははっきりしません。ただし、よく観察すると、発作直前に軽い体の動きや表情の変化がみられることがあります。例えば、寝返りを繰り返す、うめき声を出す、眉間にしわを寄せる、呼吸がやや速くなるなどです。こうした変化は数十秒〜数分前に現れることがありますが、毎回必ず見られるわけではありません。
日中からの前兆としては、睡眠不足や極度の疲労、発熱、強い心理的ストレスがあると、その晩に夜驚症が起こりやすくなることがあります。また、普段よりも入眠後すぐに深い眠りに入りすぎると、脳の睡眠制御が乱れ、発作の引き金になることがあります。
ただし、初期のサインをとらえても、発作を完全に防ぐのは難しいため、予防には生活リズムの安定、十分な睡眠時間の確保、体調管理が重要です。発作時は無理に起こそうとせず、安全な環境を保つことが大切です。
通常は成長に伴い自然に改善しますが、発作が頻繁に起こったり、睡眠を妨げたり、怪我をしたり、日中の活動に影響したりする場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
夜驚症について、医師からのよくある質問
- 睡眠時の異常行動を覚えていませんでしたか?
- 手や足が勝手に動くのは、毎回夜に発生しますか?
- けいれんのとき目は開いてましたか?
- 夜泣きをしていますか?
- 周りの壁などを叩いたりしていましたか?
監修医師
診療科・専門領域
- 小児科
- 救急科