夜驚症には初期症状はありますか?
夜驚症に明確な初期症状はありませんが、直前に動きや呼吸の変化が見られることがあります。
夜驚症には明確な初期症状はありません。ただし、発作の直前に見られる兆候がある場合もあります。
夜驚症の発作の多くは、就寝後2~3時間ほど経った深いノンレム睡眠の途中で起こります。発作は突然始まることが多く、いわゆる「前ぶれ」や典型的な初期症状ははっきりしません。ただし、よく観察すると、発作直前に軽い体の動きや表情の変化がみられることがあります。例えば、寝返りを繰り返す、うめき声を出す、眉間にしわを寄せる、呼吸がやや速くなるなどです。こうした変化は数十秒〜数分前に現れることがありますが、毎回必ず見られるわけではありません。
日中からの前兆としては、睡眠不足や極度の疲労、発熱、強い心理的ストレスがあると、その晩に夜驚症が起こりやすくなることがあります。また、普段よりも入眠後すぐに深い眠りに入りすぎると、脳の睡眠制御が乱れ、発作の引き金になることがあります。
ただし、初期のサインをとらえても、発作を完全に防ぐのは難しいため、予防には生活リズムの安定、十分な睡眠時間の確保、体調管理が重要です。発作時は無理に起こそうとせず、安全な環境を保つことが大切です。
通常は成長に伴い自然に改善しますが、発作が頻繁に起こったり、睡眠を妨げたり、怪我をしたり、日中の活動に影響したりする場合は、医療機関を受診することをおすすめします。


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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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