夜驚症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
まずは小児科を受診し、必要に応じて小児神経科や睡眠外来へ紹介してもらいます。
夜驚症が疑われる場合は、小児科を受診しましょう。
夜驚症は子どもに多い病気です。小児科では、症状の経過や発作の様子、既往歴、家族歴などから夜驚症かどうかを判断し、必要に応じて他の病気(てんかん、睡眠時けいれん、悪夢障害など)との鑑別を行います。夜驚症が頻繁であったり、重度であったり、他の睡眠障害が疑われる場合は、睡眠日記をつけることをすすめられることもあります。
特に、発作中に全身のけいれんがある、意識が長く戻らない、日中にも似たような発作が起こる、発作後に異常な疲労や混乱が長く続く場合は、小児神経科や小児睡眠外来などの専門診療科への紹介が検討されます。大人の場合は、内科や神経内科、睡眠専門外来が対応します。
受診の際は、発作時の動画や記録(起こった時間、様子、持続時間など)を持参すると診断の助けになります。また、発作が頻繁でない場合でも、初めて経験したときや不安が強いときは、早めの相談が安心です。
治療は一般的に、安全性、誘因の管理、安心感を与えることに重点が置かれ、ほとんどの子どもは、成長とともに自然に夜驚症を克服します。
まずは小児科医に相談しましょう。専門的なケアが必要な場合は、小児科医が次のステップについてアドバイスしてくれます。


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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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