子どもの夜驚症は何歳ごろまで続くことが多いですか?
多くは小学校低学年までには発作の回数が減少し、10代までに自然に改善します。
子どもの夜驚症は、多くの場合、10歳前後までに自然に治まります。
子どもの夜驚症は発達途上の脳の睡眠制御の未熟さが関係しているため、成長とともに自然に改善することがほとんどです。夜驚症は通常、幼少期に始まります。ときには1歳、2歳という早い時期に発症することもありますが、3歳から12歳の間に最も多く発症し、4歳から7歳の間に発症率がピークとなることが多いと報告されています。そして、子どもが成長するにつれて症状は軽減していく傾向があります。
多くの場合、小学校低学年(6〜8歳)までには発作の回数が減少し、10歳前後までにはほとんど消失します。まれに思春期まで続く場合もありますが、成人になる頃には自然に落ち着くことが一般的です。
通常、夜驚症は命に関わることは少なく、成長とともに自然に減少します。ただし、発作が続く期間については個人差が大きく、睡眠不足やストレスなどの明らかな誘因が改善されなければ、長引くこともあります。
危険な行動が頻回にある場合や発作が長時間続く場合は、小児科や睡眠専門医への相談が望ましいです。受診の際には、発作の頻度や発生時刻、持続時間、行動などを日記に記録する、発作の様子を動画に記録しておくなどすると、診断の助けになります。


夜驚症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
夜驚症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです