夜驚症になりやすい子の特徴はありますか?
睡眠不足・ストレス・家族歴・発達途上の脳が関係しています。
夜驚症になりやすい子どもには、いくつかの共通点があります。まず、夜驚症は脳が発達途中で睡眠制御が未熟な年齢に多く見られます。夜驚症は12歳までの子どもに多くみられ、特に4〜7歳頃が発症のピークとなり、成長とともに自然に治ることがほとんどです。その他、夜驚症になりやすい特徴は以下の通りです。
- 睡眠不足や不規則な生活をしている
- 睡眠環境が整っていない(騒がしい、明るい、就寝前にデバイス機器を触る習慣がある)
- ストレスや心理的緊張に弱い
- ストレスや心理的緊張が高まる環境にある
- 家族に夜驚症や夢遊症の既往がある
- 体調不良や発熱時
- 活動的で昼間に強い疲労がある
- 閉塞性睡眠時無呼吸症などの睡眠障害がある
- 神経学的疾患がある(注意欠陥・多動性障害、自閉症スペクトラム症、てんかんなど)
性格や知能の違いで特に夜驚症になりやすいという明確な証拠はありませんが、睡眠の質や量、生活リズム、遺伝的素因が重なると、発症リスクが高まると考えられます。


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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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