夜驚症の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
安全確保と睡眠・生活リズムの安定が夜驚症予防の鍵となります。
夜驚症の場合、日常生活で注意すべきいくつかの点があります。
夜驚症は多くの場合成長とともに、自然に治まるため心配いりませんが、発作中の安全確保と、誘因を減らす生活習慣が大切です。以下の点に注意すると安心です。
1. 安全対策
- ベッド周囲の家具や硬い物を片付ける
- 階段や玄関に鍵やゲートを設置し、転落・外出を防ぐ
- 窓はしっかり施錠する
- 2段ベッドの上段は避ける
2. 睡眠環境の整備
- 毎日同じ時間に寝起きする規則正しい生活
- 寝る前はテレビ・ゲーム・スマホなどの刺激を控える
- 暗く静かで快適な室温の部屋で眠る
- 読書や入浴など、リラックスできる就寝前の習慣を確立する
3. 誘因の予防
4. 発作時の対応
- 無理に起こさず、優しく見守る
- 危険がないよう体を支える
- 発作の時間や様子を記録・撮影し、受診時に提示する
これらを続けることで、多くは成長とともに自然に改善します。夜驚症が頻繁に起こる、重度である、または睡眠や日常生活に著しい影響を与える場合は、医療機関に相談し、適切な対処法についてご相談ください。


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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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