黄色ブドウ球菌感染症には初期症状はありますか?
引き起こされる病気によりますが、蜂窩織炎(皮膚の感染症)の場合は、発熱、皮膚の腫れや発赤などがあります。
黄色ブドウ球菌感染症には初期症状があります。ただし、感染部位や重症度によって、初期症状の現れ方は異なります。
以下に、主な初期症状を挙げます。
皮膚感染症の場合
- おでき(癤): 感染部位が赤く腫れ、軽い痛みや熱感を感じることが多いです。初期段階では、虫刺されや小さな傷と見分けがつきにくいこともあります
- とびひ(伝染性膿痂疹): 小さな水ぶくれや赤み、かゆみから始まることが多いです。掻きむしると、水ぶくれが破れて「じゅくじゅく」した状態になり、周囲に広がる可能性があります
- 蜂窩織炎:感染部位が赤く腫れ、熱感や軽い痛みを伴います。初期段階では、腫れの範囲が限局的です
- ひょう疽: 爪の周囲が赤く腫れ、ズキズキとした痛みを感じます
その他の感染症の場合
黄色ブドウ球菌感染症の初期症状は、感染部位や重症度によって異なりますが、多くの場合、局所的な炎症症状や軽度な全身症状として現れます。
これらの初期症状に気づいたら、早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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