感染後咳嗽は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
感染後咳嗽の治療には、主に咳を鎮めるための薬が使用されます。
感染後咳嗽の治療には、主に咳を鎮めるための薬が使用されます。具体的には、中枢性鎮咳薬と末梢性鎮咳薬があります。
中枢性鎮咳薬は、脳にある咳中枢に作用して咳反射を抑制する薬です。リン酸コデインやデキストロメトルファンなどが代表的な薬です。
副作用として、便秘や眠気などが挙げられます。 特に小児では、呼吸抑制などの重篤な副作用が出る可能性があり注意が必要です。
末梢性鎮咳薬は、咳受容体の感受性を低下させたり、気道の炎症を抑えたりすることで咳を鎮める薬です。抗ヒスタミン薬やステロイド薬、気管支拡張薬、漢方薬などがあります。
これらの薬は、中枢性鎮咳薬に比べて副作用が少ない傾向がありますが、眠気や口の渇き、動悸などが現れることもあります。
いずれの薬剤も、副作用には個人差があります。医師の指示に従って服用し、気になる症状が出た場合は、必ず医師に相談するようにしましょう。
感染後咳嗽について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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