「感染後咳嗽」とはどのような病気ですか?
「感染後咳嗽」は、呼吸器感染症が治ったあとも続く咳のことです。
「感染後咳嗽」は、呼吸器感染症が治ったあとも続く咳のことです。
通常は自然に治りますが、長引く場合もあります。 医学的には、原因微生物が排除されたあとも、咳の神経経路が活性化している状態と考えられています。
成人の遷延性咳嗽(3週間以上8週間未満の間に続く咳)の原因として、感染後咳嗽は比較的多くみられます。
咳は乾性咳嗽(痰が出ない乾いた咳)であることが多く、中高年者や女性に多くみられます。さらに、夜間から早朝にかけて悪化しやすい傾向があります。
治療法としては、中枢に作用して咳を抑える中枢性鎮咳薬などによる対症療法が一般的です。
感染後咳嗽について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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