感染後咳嗽には初期症状はありますか?
感染後咳嗽の初期症状は、呼吸器感染症の回復期に現れる咳が主体です。
感染後咳嗽の初期症状は、呼吸器感染症の回復期に現れる咳が主体です。
感染自体は治癒しており、発熱や倦怠感などの全身症状は改善、または消失していますが、以下のような症状が特徴的です。
1. 持続する咳
感染中に経験した咳が、感染後も軽減せずに続くことがあります。この咳は初めは湿性(痰を伴う)である場合もありますが、時間とともに乾性咳嗽(痰が少ない咳)に変化することが一般的です。
2. 喉の違和感や刺激感
気道の炎症により、喉に違和感やイガイガ感を感じることがあります。これが咳を引き起こす要因となる場合もあります。
3. 軽微な刺激による咳反射の亢進
冷たい空気や乾燥した環境、香料などの軽い刺激で簡単に咳が引き起こされることがあります。これは気道の過敏性が一時的に高まっているためです。
4. 咳の悪化するタイミング
夜間や横になった時、または運動後に咳が悪化することが初期の特徴として挙げられます。特に夜間は、睡眠を妨げるほどの咳を引き起こすことがあります。
5. 咳以外の症状は目立たない
感染後咳嗽の初期では咳以外の症状がほとんどなく、感染時の症状が収まっていることが特徴です。
これらの初期症状は、気道の炎症や粘膜損傷が原因で引き起こされ、適切な治療を行わない場合、長期間にわたって症状が続く可能性があります。
感染後咳嗽について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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