橋本病ではどのような症状がありますか?
首が腫れて違和感を感じることがあります。甲状腺機能低下症になると体のだるさなどさまざまな症状が現れます。
甲状腺が腫れて、首の圧迫感や違和感を感じることがあります。
甲状腺機能低下症になると、無気力・抑うつ気分、疲れやすさ、全身のむくみ、寒がり、体重増加、便秘、かすれ声などが生じます。女性では月経過多になることがあります。うつ病や認知症のような症状が現れることがあります。代謝機能が下がり、コレステロール値が上がったり、肝機能障害が見られたりします。
また、甲状腺の細胞が壊されて甲状腺ホルモンが血液中にあふれ出ると、一時的に甲状腺機能が上がり、バセドウ病と似たような症状(甲状腺中毒症)が現れることがあります。これを無痛性甲状腺炎と言います。
橋本病の治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
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最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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橋本病
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「橋本病」とはどのような病気ですか?
甲状腺の慢性的な炎症によって甲状腺の働きが悪くなる病気です。
橋本病の原因は何がありますか?
遺伝と環境それぞれの影響がありますが、はっきりとした原因は分かっていません。
橋本病には初期症状はありますか?
甲状腺の炎症が軽い場合症状はありませんが、甲状腺機能低下症になるとさまざまな症状が現れます。
橋本病の場合、主にどのような治療をしますか?
甲状腺機能が正常であれば治療は必要ありません。甲状腺機能低下症になった場合、薬で甲状腺ホルモンを補充します。
橋本病が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
内分泌科や甲状腺科を受診しましょう。
橋本病が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
首の腫れなど明らかな症状があれば病院を受診してください。
橋本病のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
橋本病は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
レボチロキシン(チラーヂンⓇ)の内服治療を行います。重大な副作用に狭心症があります。
橋本病で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
レボチロキシン(チラーヂンⓇ)の吸収を悪くする胃腸障害、食べ物、併用薬がないか注意しましょう。
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