橋本病が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか？

首が大きく腫れていて息苦しさや飲み込みづらさがある場合や、甲状腺機能低下症を疑う体のだるさやむくみなどがある場合は、適切な検査・治療が必要ですので病院を受診しましょう。

発熱、頚部痛、甲状腺中毒症の症状（動悸、発汗、手のふるえ、体重減少など）を認める場合、橋本病の急性増悪を起こしている可能性があります。橋本病の急性増悪はまれですが、激しい炎症を抑える治療が必要ですので、必ず病院を受診してください。
また、まれに橋本脳症という自己免疫性脳炎を起こすことがあります。
橋本病が疑われていて幻覚などの精神・神経症状がある場合は、専門医療機関を受診してください。

橋本病の治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。