慢性咳嗽(咳が止まらない)の場合、食べてはいけないものはありますか?
慢性咳嗽の原因によっては、食べるのを控えたほうがよい食品があります。
慢性咳嗽の原因によっては、食べるのを控えたほうがよい食品があります。
特に胃食道逆流症(GERD)が関与している場合には、
- 脂っこいもの
- チョコレート
- カフェインを含む飲み物(コーヒー、紅茶)
- アルコール
- 辛い食べ物
- 柑橘類
などは逆流を悪化させ、咳を誘発する可能性があるため注意が必要です。
また、アレルギーが原因の場合は、個々のアレルゲン食品(例:乳製品、小麦など)を避けることがすすめられます。
一方、通常の慢性咳嗽に対しては、特定の「絶対に食べてはいけない食品」はありませんが、喉への刺激を避けるため、唐辛子や冷たいもの、炭酸飲料などは控えるほうがよい場合もあります。
症状が続く場合は、原因に応じた食事管理を医師と相談しながら進めることが大切です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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