全身性強皮症は膠原病の一種ですか?
国の疾患群別一覧で膠原病に分類される疾患とされています。
はい、全身性強皮症は膠原病の一種です。国の資料でも、全身性強皮症は膠原病というグループに含まれる病気として分類されています。
全身性強皮症は膠原病のグループに入る病気
小児慢性特定疾病情報センターが公開する「全身性強皮症 概要」(2021年11月1日更新、日本小児リウマチ学会文責)では、対象疾病の一覧が疾患群ごとに整理されており、全身性強皮症は「膠原病」の疾患群に属する病気として掲載されています。この一覧は国の資料にもとづく疾患群別の分類であり、全身性強皮症が膠原病というグループに含まれる病気として明記されていることがわかります。膠原病というひとつのグループの中に、全身性強皮症を含む複数の病気が並べて分類されている点は、この一覧からうかがえる特徴です。
全身性強皮症で体に起こる変化
上記の資料では、全身性強皮症(英語表記:Systemic sclerosis、SScと略されることもあります)について、皮膚が硬くなる変化をはじめ、全身のさまざまな臓器で組織が硬く厚くなる変化(線維化)が起こる、原因がわかっていない慢性の病気と説明されています。皮膚の症状だけにとどまらず、内臓にも変化が及ぶ可能性がある点は、膠原病に分類される他の病気とも共通する特徴といえます。このように全身に変化が及びうる経過をたどる可能性があることが、全身性強皮症が膠原病の一種として扱われる背景にあると考えられます。膠原病というグループに含まれる病気は複数あり、それぞれ症状の出方や経過には違いがありますが、全身性強皮症もそのひとつとして位置づけられている点は押さえておきたいポイントです。
膠原病に含まれるほかの病気
難病情報センターが公開する「皮膚筋炎/多発性筋炎(指定難病50)」の解説では、膠原病には多発性筋炎・皮膚筋炎のほか、次のような病気が含まれるとされています。
- 関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
- 強皮症
- 結節性多発動脈炎などの血管炎
- リウマチ熱
ここでの「強皮症」という表記が全身性強皮症を直接指したものかどうかは明示されていませんが、小児慢性特定疾病情報センターの疾患群別一覧とあわせて考えると、全身性強皮症が膠原病というグループに含まれる病気であるという理解につながります。
全身性強皮症について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
小児慢性特定疾病情報センター「全身性強皮症 概要」(2021年11月1日更新/日本小児リウマチ学会)https://www.shouman.jp/disease/details/06_04_013/.(参照 2026-09-07).
難病情報センター「皮膚筋炎/多発性筋炎(指定難病50)」https://www.nanbyou.or.jp/entry/4079.(参照 2026-09-07).
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編集・監修基準について
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虎の門病院分院 腎センター内科・リウマチ膠原病科 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
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