肺炎球菌肺炎はレントゲン検査でわかりますか?
肺炎の診断を確定するためには、胸部X線検査や胸部CTなどの画像診断が必要です。
肺炎の診断を確定するためには、胸部X線検査や胸部CTなどの画像診断が必要です。 細菌性肺炎の場合、胸部X線検査では、気管支透亮像を伴う浸潤影(影が広がった状態)が認められることが、細菌性肺炎を示唆する所見です。 ただし、特に高齢者の肺炎では、胸部X線では肺炎像を確認しにくい場合もあり、CT検査が必要となることもあります。
胸部X線(レントゲン)検査は、肺炎球菌肺炎を含む肺炎の診断を確定するために不可欠な検査です。
肺炎の診断には、胸部X線検査や胸部CTなどの画像診断が必須です。X線検査によって、肺の中に炎症(浸潤影(しんじゅんえい)と呼ばれる白い影)が起きていることを確認します。
細菌性肺炎の場合、X線写真では気管支透亮像(きかんしとうりょうぞう)を伴う浸潤影が認められることが多く、これが細菌性肺炎を強く示唆する所見のひとつとされています。
X線検査は肺炎の存在を確認できますが、それだけで原因菌が「肺炎球菌」であると特定することはできません(原因菌の特定には痰や血液の検査が必要です)。
また、特に高齢者や脱水症状がある方、あるいはごく初期の段階では、胸部X線検査では肺炎の影(浸潤影)がはっきりと確認しにくい場合があります。
その場合、より詳しく肺の状態を調べるために胸部CT検査が行われることがあります。CT検査は、X線写真では見逃されるような淡い影や、小さな病変も正確に捉えることができます。
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京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
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