肺炎球菌肺炎が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
高熱、悪寒、激しい咳、胸痛、息苦しさがあれば、重症化しやすいため早めに受診してください。
肺炎球菌肺炎は急激に発症し、重症化しやすいため、「風邪かな?」と思っても症状が重い場合は、早めに医療機関を受診することが非常に重要です。
以下の症状が複数当てはまる場合は、肺炎球菌肺炎の可能性を考え、できるだけ早く医療機関(内科・呼吸器内科)を受診してください。
- 38℃を超えるような突然の高熱
- 悪寒・戦慄(おかん・せんりつ:寒気で体がガタガタと震えること)
- 激しい咳
- 色のついた痰(黄色、緑色、あるいは特徴的な鉄さび色の痰)
- 息を吸ったり、咳をしたりするとズキッと痛む胸の痛み
- 息苦しさ、息切れ
以下の症状は、肺炎が重症化しているか、呼吸不全や敗血症などに陥っている可能性を示す危険なサインです。これらの症状がひとつでも当てはまる場合は、夜間や休日であっても救急外来を受診するか、ためらわずに救急車(119番)を呼ぶことを検討してください。
- 呼吸が苦しくて動けない、横になっていられない
- 会話が途切れ途切れになる(息苦しくて文章を続けて話せない)
- 唇や顔色が紫色(チアノーゼ)になっている
- 意識がもうろうとしている(呼びかけへの反応が鈍い、時間や場所がわからない)
- 水分や食事がまったく摂れない
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京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
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