急性気管支炎でも仕事に行ってよいですか?

仕事に行くかどうかは 症状の程度と仕事内容によって判断する必要があります。

解説

急性気管支炎は一般的に予後良好な病気ですが、仕事に行くかどうかは、 症状の程度と仕事内容によって判断する必要があります。

軽度の症状であれば、仕事に行っても問題ない場合もありますが、以下の点に注意が必要です。

  • ほかの人への感染リスク: 急性気管支炎は、やくしゃみなどによってウイルスが拡散するため、周囲の人への感染リスクがあります。特に、多くの人と接する職場や、高齢者や基礎疾患のある人がいる職場では、出勤を控えるか、マスクの着用など感染対策を徹底することが重要です。
  • 仕事への集中力: 咳や発熱倦怠感などの症状があると、仕事に集中しにくく、生産性が低下する可能性があります。
  • 症状悪化のリスク: 無理をして仕事をすることで、症状が悪化する可能性があります。十分な休息が必要な時期に、無理をしないようにしましょう。

発熱や強い咳、息苦しさなどの症状がある場合は、仕事は休んで安静することが大切です。職場の上司や同僚に症状を伝え、理解を得るようにしましょう。

仕事内容によっても判断は異なります。肉体労働や屋外作業など、体力的に負担が大きい仕事や、多くの人と接する仕事の場合は、症状が軽度であっても休むことを検討しましょう。

デスクワークなど、比較的負担の少ない仕事であれば、体調を見ながら働くことも可能です。最終的には、ご自身の体調と仕事内容を考慮し判断するようにしてください。

急性気管支炎について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。

また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。

公開日

最終更新日

京都大学医学部附属病院 呼吸器内科

山形 昂 監修

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