中枢性尿崩症の場合、主にどのような治療をしますか?
中枢性尿崩症の場合、不足している抗利尿ホルモンを薬で補い、水分バランスの管理を行うことで治療します。
中枢性尿崩症の場合、不足している抗利尿ホルモン(デスモプレシンやバソプレシン)を薬で補い、水分バランスの管理を行うことで治療します。
主に用いられる薬剤は、バソプレシンの誘導体であるデスモプレシンで、点鼻スプレーまたは口腔内崩壊錠として投与します。薬は少量から開始し、導入初期には尿量、尿浸透圧または尿比重(尿の濃さの指標)、血液中のナトリウムの濃度、体重を毎日評価しながら、投与量や投与回数を調整します。
治療中は尿量を抑えすぎないことが重要で、希釈性低ナトリウム血症(体内の水分が多くなりすぎて血液中のナトリウムの濃度が低くなる状態)を起こさないようにナトリウム濃度の変化に注意します。口渇感を感じにくい例では、自分で飲水量の調節ができないため、体重に基づいて1日の水分摂取量を定め、血液中のナトリウム濃度を指標として管理します。
意識障害などが原因で経口・経鼻投与が困難な場合には、バソプレシン注射製剤を使用することもあります。さらに、腫瘍や炎症による中枢性尿崩症では、原因となっている病気の治療を並行して行います。下垂体前葉機能低下症を合併する場合にヒドロコルチゾンの補充を行いますが、その開始により多尿が悪化することがあるため、慎重に行います。
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(参考文献)
Maria Tomkins et al. Diagnosis and Management of Central Diabetes Insipidus in Adults. J Clin Endocrinol Metab. 2022, 107, 2701-2715.
間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン作成委員会ほか.“間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン2023年版”.日本内分泌学会.https://minds.jcqhc.or.jp/common/wp-content/plugins/pdfjs-viewer-shortcode/pdfjs/web/viewer.php?file=https://minds.jcqhc.or.jp/common/summary/pdf/c00818.pdf&dButton=false&pButton=false&oButton=false&sButton=true#zoom=auto&pagemode=none&_wpnonce=3b871a512b,(参照 2026-02-09).
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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