急性気管支炎で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
症状が改善しない場合は、医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
急性気管支炎の治療には通常、咳止め薬や去痰薬などの対症療法が用いられますが、薬の効果が感じられない場合、以下の点を確認し、必要に応じて医療機関に相談しましょう。
- 薬の種類と服用方法が適切か: 医師の指示に従って、適切な薬を適切な方法で服用することが重要です。
- 十分な休息と水分補給ができているか: 薬の効果を高めるためには、十分な休息と水分補給が不可欠です。
- 他の病気が隠れていないか: 咳が長引く場合や、薬の効果がまったくみられない場合は、肺炎、喘息、COPD、胃食道逆流症など、急性気管支炎以外の病気が隠れている可能性があります。
急性気管支炎は通常、ウイルスが原因で起こり、自然に治癒する病気ですが、症状が改善しない場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
特に、高熱、息切れ、胸の痛み、血痰などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。
急性気管支炎について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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