気管支拡張症は難病指定されていますか?
気管支拡張症単独では、厚生労働省の指定難病には含まれず、医療費助成の対象外です。
気管支拡張症単独では、厚生労働省の指定難病には含まれず、医療費助成の対象外です。したがって、悪化時の抗菌薬や理学療法などは保険診療内で自己負担が生じます。
一方、小児では小児慢性特定疾病として登録可能で、肺機能や増悪頻度などの重症度基準を満たせば補助が受けられます。
また、原因疾患が線毛機能不全症候群(カルタゲナー症候群)など、指定難病に含まれる場合は、成人でも申請可能で、2024年に同症候群が新たに指定難病に追加されました。
診断名と重症度を主治医と確認し、該当する制度を検討することが重要です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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