気管支拡張症と肺がんは関係しますか?
気管支拡張症は肺がんのリスク因子と報告されています。
気管支拡張症と肺がんには、関係があることがわかってきました。
最近の研究では、気管支拡張症の人は、そうでない人よりも、肺がんになる確率が少し高い(1.2〜1.3倍)と報告されています。
特に病気が重かったり、たばこを吸っていたり、緑膿菌(りょくのうきん)という細菌が気管支に住みついていたりすると、肺がんになる可能性がさらに高くなることがあります。
これは、気管支で炎症が長く続くことで、DNAの損傷や、がんができやすくなる物質が増えたりするからだと考えられています。
特に片方の肺だけに病気が進んでいる場合は、がんが原因になっていることもあるため、定期的にCT検査で肺の状態をチェックすることがすすめられます。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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